シャンドラの灯をともせ

昨日の夜の話。

 

自分はdoublet (ダブレット) というブランドのデザインをやってるのですが、早いもので今は2019年秋冬のデザインの真っ最中。

 

本格的にデザインを始めて1週間くらいかな。

 

やりたいこと、伝えたいこと、そして自分が着たいもの。

 

試行錯誤しています。

  

昨日は特にアイデアが出ず、頭から煙が出るってこういうことかな、って思うくらい。

 

ちょうどパリコレやってたから、インスタグラムとかでもそういう情報が入ってきちゃって、自分の中にあることと、自分の中にないこと、それがごちゃごちゃになって。

  

夜、煙が出たまま、うちの奥さんとショートしている頭で話していたら、一言。

 

「こまごま悩んでないで次のコレクションで引退するくらいの気持ちで、思い切りやればいいんじゃないの?」

 

これは響いた。

 

どれくらい響いたかというと、シャンドラの鐘の音がモンブランの子孫に届いたくらい響いた。

 

それをうちの奥さんに伝えようとしたんだけど、モンブランの名前が出なくて四苦八苦。笑

 

それと同時に好きな作家の伊坂幸太郎さんの小説「死神のフール」のボクサーの人の言葉も思い出した。

 

 

 

「明日死ぬとしたら、生き方が変わるんですか?あなたの今の生き方は、どれくらい生きるつもりの生き方なんですか」ってやつ。

 

 

 

目が覚めたなー。

 

いつもアドバイス、ありがとう。

 

 

 

おかげさまで今日は朝から頭がすっきり。

 

朝さっそく、「死神のフール」の名言をリサーチ。

 

これも好きだったなー。

 

 

 

「練習の手を抜きたくなる時とか、試合で逃げたくなる時に、自分に訊くんです。

  『おい俺、俺は、こんな俺を許すのか?』って」

 

 

 

オススメです。伊坂幸太郎著「死神のフール」

 

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いつかフイナム

 コムさん (フイナム編集者小牟田さん) との出会いは何年前だろう。

 

箸にも棒にも引っかからず、もがいていた頃だから34年前かな。

 

WISMの堀家さんに、みんなを巻き込んで渦にしていこう、って八幡山の居酒屋通称アジャセイで紹介してもらったのをよく覚えてる。

 

堀家さん、その節はありがとうございました。

 

そういやシマロンもいたはず。

 

ここ一番のときには、いつも隣にそっといてくれるなー、シマロン。

 

 

 

それから毎シーズン、展示会に必ず来てくれて。

 

応援してくれてる気持ちをひしひし感じました。

 

もちろん今も。

 

 

 

 あるシーズンでコムさんがフイナムで記事にしてくれた文章が、そのあとのシーズンの自分の道標になったことをよく覚えてる。

www.houyhnhnm.jp

  

冒頭の「ストリートカルチャーを存分に感じさせるポップなしつらえに、オリジナリティーの高い技法を服に落とし込み、オルタナティブな存在感を放つダブレット」って部分。

 

 

 

今でもデスクの目の前に貼ってあります。

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もし、コムさんがまたいつか、その時のdoubletを記事に、文章にしてくれることがあるならば、また違う最高な言葉で表現してくれると思う。

 

けど、いつまでも、あの時のこの文章がずっと貼ってあるんだろうな。

 

大好きです。コムさんの紡ぐ言葉。

 

 

 

そんなコムさんにフイナムでブログやってみたいです、なんて生意気な発言をして早2年くらい。

 

寛大なコムさん、すぐにOKしてくれたのに全然スタートを切らない自分。

 

 

 

いつかフイナムで、いつかフイナムで。

 

コムさんのブログタイトルのような言葉を言い続けて。

 

 

 

今日からついに。

 

 ついにフイナム。

  

すでに鎌倉。

 

 

 

小牟田さん、

 

ここに連れて来てくれてありがとうございます。